設計部インテリアコーディネーター
R・Aさん
2019年入社
出身地:鳥取県出身/趣味:旅行/特技:割とどんな人とでも仲良くなれる/座右の銘:なんとかなる
私が描く
コーディネーター
自分らしく成長したい
建築との出会いは小学5年生のころ。実家を建てる際に母が読んでいた建築雑誌に心を奪われたのが始まりだった。色彩やデザインが好きだった私は、自然と建築の世界に惹かれ、関西の短大で2級建築士の受験資格を取得。しかし卒業後、関西で働く自分の姿がどうしても想像できず、地元で好きな建築に関わる仕事をしたいと考えた。そこで思い浮かんだのが、地元の各地で看板やモデルハウスを見かけるアート建工だった。
社長が新しい挑戦を続け、若手に責任ある仕事を任せる姿勢に共感し、ここなら自分らしく成長できると感じたのが入社の決め手。7年目の今、インテリアコーディネーターとして、お客様の住まいや展示場づくりに夢中になり、責任ある仕事に日々やりがいを感じている。
華やかさの裏側
この仕事は、想像していた以上に幅広い。床や壁の素材を選ぶだけではなく、電気配線や水回りの設備、照明の配置に至るまで、設計図をもとに空間全体を考える。予算やお客様の生活スタイルに合わせて、何度も提案を練り直すその工程は、なかなか根気が必要だ。
ある展示場のインテリアを担当した際には、社長や外部講師の前でプレゼンを行い、自分の未熟さを痛感することになった。「こうしたらどうか?」「ああいう形もあるのでは?」飛び交う意見に、うまく対応できず、頭の中で思考が空中分解してしまったのだ。上司のフォローで何とか無事に終えたが、自分で考えたプランなのに、納得のいく説明ができない、まとめることができない。その悔しさは、今も鮮明に残っている。
一見華やかに見えるイメージとは裏腹に、地道な作業や幅広い視野が求められるこの仕事。大変だが、これこそが私が求めていた「責任ある仕事」だと思うと、心が奮い立つ。
自分の役割
現在私は、インテリアコーディネーターのサブリーダーという立場にあるが、入社当初、この職種はまだ社内になかった。設計の先輩が兼務している状態で、新たに立ち上げられた部署に配属されたのが、当時の私だった。ありがたいことに、学べる環境は整っていた。外部からプロの講師を招き、実践的な知識を学べる機会もあった。普通、1年目の新人にそこまでしないだろう。それだけ、期待してもらっていることがわかるからこそ、早く力をつけたいと思う。
振り返れば、会社も大きく変わった。社員は当時の25人から、いまや150人を超える規模に。急成長する会社の中で、自分の役割をしっかり果たしていきたいと思っている。1年目から感じてきた「自分らしく働ける環境」を、今度は私がつくっていく番だ。与えられるだけでなく、与えていく存在へなっていきたい。